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「とりあえず1万円補填して」店長の不可解な電話 その後、「トータル9万」の窃盗事件が発覚、犯人は……

「両替金庫がここのところずっと一万円足りない。後で返すから、明日出勤したらとりあえず1万補填してもらえないだろうか」

電話口での店長の言葉に、女性は混乱した。

「電話があった日以前はそんなことがなかったような…?何でその必要が?私何か悪い事したの?しかもそんな一万なんて大金を、なぜ私に出せと?…と思うと何だか辛くなって逆に泣けてきました」

言われるがまま、出勤時に自腹で1万円を補填した女性。その後、無事に店長からお金は返却されたが、モヤモヤは残ったままだった。

「レジから多いお札を抜くフリしてちょいちょい一万円を盗んでたんですよ!!」

1か月後、女性は近隣の別店舗へ異動になった。その数か月後、1日だけ前の店舗へヘルプに入った際、休憩中のパートとの世間話で衝撃の事実を告げられる。

「知ってます?Aの奴、レジから多いお札を抜くフリしてちょいちょい一万円を盗んでたんですよ!!」

その店舗では、レジに一万円札が数十枚溜まったら、抜き取って保管するというマニュアルがあった。Aという学生アルバイトは、現金を回収するフリをして隙を突いてくすねていたのだという。

「一万円ロスが続いたものだから、防犯カメラをチェックしたらわかったみたいですよ。それからは勤務交代の時にレジのお金を数えさせられるし…大変でした。しかもAが盗ったお金、トータル9万でしたよ」

あの日の店長の謎の補填要求は、被害額を内々で収めようとした苦肉の策だったようだ。アニメや漫画好きだったというAに対して、女性は「恐らくその趣味に消えていったのだと私は推測しました」と振り返っている。

Aは学生だったこともあり、結果的に退職とお金の返還という形で処分は終わったという。

被害届も出さずに内々で穏便に処理されたわけだが、女性は「だけどAの名前と顔は一生忘れないと思います」と憤りをにじませた。

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