
画像はイメージ(AIで作成)
職場であらゆる雑務を一手に引き受ける「裏方」の存在は欠かせないものだが、その労働環境や待遇が、実際の負担に見合っているとは限らない。
投稿を寄せた関東在住の50代男性(施設の維持管理)は、中途の正職員として入社した老人ホーム(全100床)での労働環境と、「この会社で頑張るのやめよう」と悟った瞬間について明かした。
男性が配属されたのは、介護スタッフではなく「施設管理係」という事務方に所属する係だった。しかし、実際の業務内容は以下のようなものだった。
「入所者の病院までの送迎(運転、車椅子の乗せ降ろし、一部病院内同行)」
「退所者が出た場合の居室内の清掃(2~3日かかる)」
「施設の設備面の定期点検の業者依頼と立ち会い」
その他にも、館内や窓、建物外部の清掃・洗浄をはじめ、洗剤など消耗品の調達から管理、施設周囲の草抜き、修繕依頼への対応、さらには「とにかく乱雑で汚く夏は暑い倉庫の整理」まで、多岐にわたる「用務員さんみたいな仕事」を任されていたという。(文:篠原みつき)
終わらない雑務と「ノーマルな公休は月4~5日」の過酷なシフト
さらに、日々の雑務に加えて当直業務まであり、労働環境も劣悪だった。
「週1回またはそれ以上の宿直担当で、日中は通常通り働いて夕方から翌朝まで待機・救急対応(救急車に同行する役割)」
「待機部屋が狭い、道具用具類がまばら、人員が足りない、宿直明けは明け休みとなりノーマルな公休は月4~5日とリスクも目立つ」
事務方からの指示なども基本的にはなく、カリキュラムなどは一切なかった。「急ぐものがなければ気楽だけど、やりがいもない」状態だったという。入社当初に同じ施設管理係にいたのはパート3名のみで、うち2人は休みがちで、もう1人は高齢だという。
「あなたは朝礼出なくていい とか言い出すし」」
そんな中、途中で代わった新しい施設長の態度が決定打となる。
「途中で代わった施設長はほぼ関与しないくせに、あなたは朝礼出なくていい とか言い出すし」
ただでさえ激務と人員不足の中で施設を支えていたにもかかわらず、組織の一員としてすら扱われないような言葉をかけられ、男性はついに限界を迎える。
「扱いがぞんざいすぎて滅しました」
過酷な業務負担そのものより、自らの存在を軽視するような職場からの扱いが、男性の働く気力を完全に奪ってしまったようだ。
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