
画像はイメージ(AIで作成)
接客業をしていると、「なぜその理屈が通ると思ったのか」と頭を抱えたくなるようなクレーマーに遭遇することがある。
投稿を寄せた東海地方の40代女性(サービス・販売・外食)は、とある観光施設で働いている。その施設の入館料は大人2000円、小学生1000円、0~6歳は無料というオーソドックスな設定だ。
チケットの販売は16時30分までで、閉館時間は17時となっている。ある日、販売終了のわずか5分前にやってきた客が、あわよくばゴネ得を狙おうと値切り交渉を仕掛けてきた。(文:渋谷亜樹世)
「30分位しか見れないよね。なのに2000円は高すぎる」
チケット売り場に来た客は、いきなりこう大騒ぎし始めたという。
「17時閉館だと、私たち中で30分位しか見れないよね。なのに2000円は高すぎる。半額にするべきだ」
滞在時間が短かろうが料金体系が変わるわけもなく、もちろんそんな要求は通らない。女性が「絶対に無理だ」と断ると、客はさらに斜め上の理屈を持ち出してきた。
「うちの子、日本の小学校行ってない。だから、この料金に該当しない。無料だね」
「いいえ、日本の小学生ではありませんから払いません」
確かに料金表には「小学生」と書かれているのだろうが、そこから「日本の小学校に通っていなければタダ」と解釈して押し通そうとする図々しさには恐れ入る。
女性が「書き方が悪いけど、そういう意味ではないです」と伝えても、客側は「いいえ、日本の小学生ではありませんから払いません」と一歩も引かず、不毛な押し問答になったという。
最終的に販売終了時刻のギリギリになってきっちり全額払って入館していったという。だが、この一件は「こういうお客さんがいるから、気をつけて」という要注意事例として施設のマニュアルに刻まれることになったそうだ。
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