女性が家で休養していると、その日の昼頃、直属の上司である部長から滅多にかかってこない電話があった。しかし、その内容はひどいものだった。
「第一声から『俺らは高齢で持病も持っているから君の病気は何の菌かわからない。どういう菌かわからないので自重してもらわないと困る』といかにも後ろで社長が言わせているような笑い声が聞こえてきて三人で昼休みに喫茶店から電話してきているようでした」
「終始、体調はどうだ?という気にかけるような言葉は一切なく」
休養を取っている社員にわざわざ電話して来たあげく、後ろで社長が笑っているという、なんとも大人げない行動だ。女性は次のように怒りを露わにする。
「終始、体調はどうだ?という気にかけるような言葉は一切なく、子供じみたからかうような電話をかけてきたことに立腹しました。コロナ禍の微妙な情勢だったことを加味しても、どんな菌を保持しているのかわからないとは失礼にも程があると思いました」
女性は「定年までの最後の数年を過ごす天下りの受け皿の会社だったので、この社長はやりたい放題やっていました」と呆れ返った様子で振り返っていた。
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