“子ども部屋おばさんの婚活”に反響相次ぐ 「実家を出たら彼氏ができた」「いい加減自活して欲しい」という声も | キャリコネニュース
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“子ども部屋おばさんの婚活”に反響相次ぐ 「実家を出たら彼氏ができた」「いい加減自活して欲しい」という声も

「こどおば」……

ここ数年、実家の子ども部屋にいつまでも住み続ける未婚者を、ネットスラングで「子ども部屋おじさん/おばさん」と呼ぶ。20年ほど前から「パラサイト・シングル」という言葉もあるが、いずれにしても、「親に依存している、自立出来ない人」という、よろしくないイメージがつきまとう。

ガールズちゃんねるに7月上旬、「【こどおば】子ども部屋おばさんの婚活」というトピックが立った。「実家の子ども部屋で毎日寝起きしています」というトピ主は、年齢を明かしていないが焦る年齢になってきたのだろう。

「そろそろ本腰入れて婚活しようかなと考えてます」

と書き込むと、「私も子ども部屋!」「実家出ないと結婚できないよ」など、多くのコメントが寄せられた。(文:okei)

「元こども部屋に住んでたけど30歳で結婚したよ!」

トピック内の反応は、「働いていて実家にお金入れてるなら、こどおじこどおばではないよ!自信持って婚活してね!」など、励ましの言葉が多かった。

「31歳までずーっと実家だったけど31歳で結婚できたからあまり気にしなくて大丈夫だよ。婚活頑張れ!!」
「実家暮らし、もちろん元こども部屋に住んでたけど30歳で結婚したよ!お金も毎月親に渡してたし、洗濯も料理も半々くらいで負担してた」

働いて家にお金を入れていて、家事もしているなら、「なぜ悪く言われるの?」という声もある。

今は、高度成長期の頃のように農村から都会に出てきて就職する人より、すでに親が通勤しやすい場所に家を構えている人も多いだろう。同じように実家から通勤できるなら、わざわざ高い家賃を払って一人暮らししなくても良いと考える人がいてもおかしくない。「実家を出たとたん彼氏ができた」という人も複数いたが、「わたしも子ども部屋!給料安いから貯金頑張ってる」という声もあるように、実際は経済的に厳しいため一人暮らしができない人も多そうだ。

筆者の友人には40代で実家暮らしの独身女性が数人いるが、親に依存しているというよりは家族と仲が良く、家事だけでなく介護もしている。こうした人たちまで「こどおば」と揶揄するのは、やはり違和感がある。

「親の立場ですが、そろそろ出て行って欲しいです……」という声も

一方で、「こどおじ/おば」と悪く言われる理由は、「家事は完全に親任せで、お金も(たいして)入れない」という人がいるからだという指摘もチラホラ。

「うちの姉だけど、新入社員のうちは余裕ないだろうと気を使ってたら、そのまま20年経っても好き放題。両親もアラサーくらいには結婚なり家出るなり家事もやるようになるだろうと思ってたらしいけど、変わらずやってもらって当たり前になってて後悔してる」

また、「親の立場ですが、そろそろ出て行って欲しいです……正直なところ」と書いた親御さんも。娘は33歳で非正規、家事もしない、家にお金も入れないといい、「今後もこの生活が続くとなると…いい加減自活して欲しいなと思ってしまいます」とこぼしていた。一口に「実家暮らし」と言っても、それぞれ内情や性質は異るようだ。

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