結婚式は人生の一大イベント。ところが、「どんなに料理や花にお金をかけても、招いた人次第でぶち壊し」と語る女性(東京都/60代)の場合
「夫側の主賓がお祝いの挨拶で30分以上も語りつくし、挙げ句の果てに頼んでもいない詩吟を披露」
と想定外の出来事の連続だった。(文:okei)
「乾杯のグラスを持ったまま、長時間にわたり立たされている招待客」
いくら主賓といえどもお祝い挨拶は一般的に3~5分程度、長くても10分くらいだろう。それが30分以上で、おまけに予定にない余興をいきなり始めたとなれば、逆にお祝いムードも半減してしまいそうだ。しかし、この披露宴の受難はこれだけではなかった。
次の「乾杯の音頭」にあたり、夫側の招待客の一人が「俺がやってやる」と言ったため「不安を感じながら頼んだ」というが…
「挨拶はいらないと念を押したのに延々自分語りを始めた知り合い。乾杯のグラスを持ったまま、長時間にわたり立たされている招待客に申し訳なくていたたまれない気持ちでいっぱいになりました」
と困惑を語る。乾杯の音頭はたいてい一言で終わるものだが、よほど話好きの知人だったのだろうか。飲み物はシャンパンだろうから気が抜けて味が落ちるし、料理も食べられないまま立たされた招待客も気の毒だ。案の定
「2時間半から3時間で終わるはずの披露宴が延びに延びて、他の招待客の顔色ばかりを見ていました」
と当時新婦だった女性もかなりやきもきした様子。おまけに友人挨拶も
「夫の友人はウケ狙いなのか夫の性格をちゃかし、普通どんな無理しても褒めるだろう、こんなことを言われる夫で大丈夫なのだろうかと不安でいっぱいになりました」
とトラウマものだったようだ。「どんなに料理や花にお金をかけても、招いた人次第でぶち壊し」と恨みを込めて書いていた。
さらに後日母親から、招待客の誰かが「長くてお腹すいちゃった」と言っていたことを聞かされ、
「スピーチや余興を頼む人はよくよく選ばないと自分の結婚式であっても、始まってしまったら希望通りにはならないのだと痛感しました。400万円返してほしい」
と悔しさを綴った。
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【結婚式の驚愕エピソード】