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激務やサービス残業に耐えながら現場を支えていても、経営陣の無神経な一言ですべてが崩れ去ることがある。投稿を寄せた50代後半の男性(エンジニア/年収800万円)は、以前在籍していたメーカー子会社での、あまりに身勝手な社長の言動を振り返った。
男性が所属していた修理部門は、管理職を除くとわずか7~8人の少数精鋭だった。それでいて1日に30〜40件もの修理をこなし、365日のシフト出勤に加え、夜間の緊急対応まで当番制で担っていたという。(文:湊真智人)
13時間労働で「残業代ゼロ」
当然のことながら、労働環境は苛酷を極めていた。当時の働き方を男性はこう語る。
「朝の8時頃(定時は9時)から緊急の仕事が入り、全員が夜9時過ぎまで働いていました。もちろん残業代は出ません」
さらに、当時現場のリーダーだった男性の最大の悩みは「社員を育てても1〜2年で辞めてしまう」ことだった。そんな苦境の中、追い打ちをかけるような出来事が朝礼で起きる。社長がマイクを通し、こう言い放ったのだ。
「辞めたい社員、心がここに無い社員はどんどん辞めてもらって結構。やる気のある社員を募集したほうがましだ」
この一言で、修理部門の士気は一気に地に落ちたという。男性によれば、中途採用者が機械に慣れるまでに「数年はかかる」という現場で、育成の苦労をこれほど軽んじる発言はない。男性は、
「何でそんなやる気を削ぎ落とす発言をするんだと、がっかりいたしました」
と当時の心境を明かす。
現在、男性はある分野の機械メンテナンスを自営で行っており、年収800万円を維持している。絶望的な環境を飛び出した決断は正解だったと言えるだろう。
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