神奈川県の40代女性(年収300万円)は、コンビニで勤務をしている。「私は専門卒。高学歴ではありません」と語る。専門学校を卒業後、ペットショップへの就職をしたが、長くは続かなかった。
「一部のペットショップの酷い惨状を知り、夢は挫折しました。給料も当時バイトしていたコンビニ以下ということも夢を諦めるきっかけになりました」
しかし、女性は新しい道を見つけた。
「夢は無くとも、今はコンビニで雇われ副店長をしています。『店長にならないか』とも言われています。断りはしましたが、それでも年収は300万円あるので、現状満足しています」
これらの経験から、「余程の知識や技術が必要な職業や会社以外は、学歴は必要ないと思います」という。
長野県の60代男性(不動産/年収2000万円)は、「自分の努力で今がある」と語る。男性は高校卒業後、地元商社に入社し、集金業務をメインに営業活動をおこなった。その後は、新規開拓専門で法人営業を経験。その後、営業課長になり、2年目で退職した。
男性のキャリアはその後、住宅メーカーの工場に勤務し、作業者から製造課長まで経験した。一番の転換期はそのあとだ。
「退職後、独立して自営の木工場を立ち上げました。小なりと言えども、一国一城の主です。学歴はなくても、努力次第で成功できる」
「人間は一生勉強なのです。学歴は過去の自分が作った実績」
院卒の30代男性(メーカー/年収550万円)は、食品メーカーの営業職を経験後、転職をして現在の会社にいる。男性は、「ネイティブでもなければ、帰国子女でも、経営学部でもありません。現在の業務に関しても大学院で学んだこととは関係ないです」という。
「学歴を自信にできることは、とても素晴らしいことだと思いますし、いわゆる良い大学を卒業することは、それだけ努力する能力があるということだと思いますので素晴らしいと思います」
そうコメントした上で、「人間は一生勉強なのです。学歴は過去の自分が作った実績なので、それを更新するには、今の自分が弛まない努力を継続することがマストなのではないかと思います」と続けた。
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