「睡眠時間を確保に全力を尽くす」朝8時半から働き22時に帰宅する30代男性の悲哀 | キャリコネニュース
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「睡眠時間を確保に全力を尽くす」朝8時半から働き22時に帰宅する30代男性の悲哀

画像はイメージ

あまりにも仕事ばかりの毎日を送っていると、ストレスが溜まってもおかしくない。キャリコネニュースで「1日12時間以上働いている人」をテーマにアンケートを実施したところ、「技能工・設備・交通・運輸」関係の仕事をする30代前半の男性(長野県/年収550万円)が、

「平日は働いて終わりです」

と日々の苦しい現状を嘆いた。(文:永本かおり)

キャリコネニュースでは「1日12時間以上働いている人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/E5TPYCTW

「帰ってきて夕飯、入浴、睡眠しかできません」

男性の労働時間は「朝8時半から夜の9時まで、それ以上になることも」しょっちゅうだという。

「そこから帰宅すると家に着くのは10時近くです。朝起きて会社に行き帰ってきて夕飯、入浴、睡眠しかできません」

12時間半以上を会社で拘束され、通勤時間に往復およそ2時間となれば、1日14時間以上を仕事に費やしていることになる。本当は、もっとプライベートの時間も充実させたいところだろうが、

「平日に夜更かしをすると仕事に支障が出るためとにかく睡眠時間を確保する事に全力を尽くすしかありません。趣味に当然時間は費やせません」

と仕事で埋め尽くされた平日の状況を嘆く。忙しい平日の生活が休日にも影響しているようで、

「土日も疲れて寝てしまうのでただ寝るだけの日になってます」

と1週間どの日も満足した生活を送れていない様子だ。男性は、このような事態に陥った理由として、職場の人手不足を挙げる。

「せめてあと1時間早く帰れれば多少はストレス解消できると思うのですが、人が少なくなかなか難しい現状です」

「この人数でもし誰か倒れてさらに人数が減ったら……と思うと恐ろしいです」

と苦しい胸の内を明かす男性。ぎりぎりの人員で仕事を回し、精神的に限界が近いことがうかがえる。安心して長期的に働けるよう、職場環境が見直されてほしいものだ。

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