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就職・転職活動において、企業と応募者は対等な立場であるはずだ。しかし、中には応募者をまったく尊重しない、失礼な面接官も存在する。
埼玉県の60代男性(事務・管理/年収600万円)から、ある人事コンサル会社で受けた圧迫面接の体験談が寄せられた。(文:篠原みつき)
「なんで応募したの!」と言わんばかりの拒絶反応
転職エージェントから「キャリアアドバイザー」の求人を紹介された男性。「いきなり社長面接」を受けることになった。
男性は人事として約30年のキャリアを持つベテランだが、仕事探しに悩む人に適切なアドバイスをするキャリアアドバイザーとしての実務は未経験だった。
それは事前に提出した「職務経歴書を確認すればわかる」はずだった。しかし、緊張からうまく受け答えができなかった男性に対し、社長は冷酷にこう言い放ったという。
「まさか入社して一から教えてもらえると思っていないよね!」
男性は、まるで「なんで応募したの!」と責められているような、「圧迫面接を受けた嫌な感じ」がしたと憤りをあらわにした。
社長の威圧的な態度に、男性はそれ以降まともに答える意欲を失ってしまったようだ。
「それでは質問ありますか?」という問いに対しても、男性は「特にありません」と回答。結局、面接はわずか10分足らずで終了したという。
未経験者お断りなら書類の時点で落とせばよかっただけだ。わざわざ社長が出てきて未経験ぶりを確認する必要もないだろう。男性にとって、その10分間はまさに「嫌な感じ」しか残らない、無意味な時間となってしまった。
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