「結婚して子どもを産み育てる」という考え方は、これまで当たり前のこととされてきた。しかしライフスタイルも働き方もさまざまな選択肢がある時代。キャリコネニュースには、「あえて結婚しない」という読者からさまざまな意見が寄せられている。(文:コティマム)
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「あえて結婚しない人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HLPQJZGW
「満足するまでやりきっても結婚するつもりはない」
貯金が1000万円あるという群馬県の30代男性(メーカー系/正社員/年収700万円)は、「仕事、趣味、資格の勉強などで日々の生活に満足している」と、今の「一人の生活」が楽しい様子。
「まだまだやりたいことがたくさんあるので結婚する予定はないが、満足するまでやりきっても結婚するつもりはない。女性の『結婚して楽をしたい』という考え方に疑問がある」
と思いを語った。
また栃木県の30代男性(その他/正社員/年収450万円・貯金300万円)は、「一人暮らしを始めて13年。気楽で自分のために時間を使えるこの暮らしに満足している」と充実感を漂わせこう語る。
「結婚式などで新郎新婦を見ると自身が結婚した姿を想像したりするが、現在の満足した一人暮らしと天秤にかけると一人暮らしにいつも軍配が上がる」
群馬県の30代男性はIT・通信系の正社員で年収1100万円。貯金は4000万円あり、
「あまり物欲がないので、自分の必要と思うものだけにお金を使え、後は投資に回せるので老後資金も一人分なら問題なく確保できる」
と精神的にも余裕のある生活に満足しているようだ。
金銭的にも余裕があり、自分のペースで好きなことができる「一人の生活」。相手のペースに合わせて家庭を作る「結婚」は、あえてする必要のない「わずらわしいもの」なのかもしれない。